施設の利便性向上や集客力アップを目指す中で、自動ドアの導入をお考えではありませんか?

しかし、「自動ドアは必要そうだけど、本当に効果があるのか」「導入コストは?」「メンテナンスは大変そう…」こんな疑問や不安を抱えていませんか?

実は、適切に選ばれた自動ドアは、想像以上の価値をもたらします。利用者の快適性向上はもちろん、施設の魅力アップ、さらには長期的なコスト削減にも繋がる可能性があります。

この記事では、ユニバーサルデザインの自動ドア、特に開き戸タイプに焦点を当て、そのメリットやデメリット、効果的な導入事例などを詳しく解説します。さらに、最新技術を搭載した当社の「アシスト・スイング®」についても紹介し、皆様の施設に最適な自動ドア選びをサポートいたします。

アシスト・スイング®

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もくじ

ユニバーサルデザイン

自動ドアは
ユニバーサルデザインの代表格

自動ドアがユニバーサルデザインの代表例として広く認知されているのには理由があります。ユニバーサルデザインという概念は、私たちの社会をより包括的で利用しやすいものにすることを目指しています。ユニバーサルデザインの概念では、年齢、性別、身体能力、文化的背景などの個人差に関わらず、誰もが快適に利用できる環境を作り出すことが目的です。自動ドアは、まさにこの理念を体現した身近な例と言えます。

ユニバーサルデザインの自動ドアの特徴とは?

ユニバーサルデザインの自動ドアは、誰もが使いやすいように設計された革新的な自動ドアシステムのことを指します。誰もが普遍的に利用でき、車椅子利用者、高齢者、子供、荷物を持った人など、様々な状況の人々にとって便利で安全な設計の自動ドアのことです。例えば、センサーで人を感知して自動的に開閉、またはスイッチで簡単にドアを開き通ることができる自動ドアがあります。

ユニバーサルデザイン自動ドアのメリットとデメリット

ユニバーサルデザイン自動ドアは、多くの利点があります。その一方で、課題もあります。ここでは、利用者と施設管理者それぞれの視点から、そのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。

ユニバーサルデザイン

利用者にとってのメリット

自動ドアの最大の利点は、その使いやすさにあります。手を使わず非接触で、またはボタンで開閉できるため、高齢者や身体障害者の方々にとって大きな助けとなります。特に、車椅子やベビーカーを利用している人にとっては、ドアの開閉に気を取られることなく、スムーズに通行できる点が非常に重要です。自動ドアによりあらゆる人々の移動の自由が保障され、社会参加の機会が広がります。

施設管理者から見たメリット

施設管理者の立場から見ると、自動ドアには多くのメリットがあります。まず、省エネルギー効果が挙げられます。自動ドアは必要な時だけ開閉するため、冷暖房の負荷を軽減し、エネルギー消費を抑えることができます。ドアが開放状態になる時間が最小限に抑えられるため、冷暖房した空気の外部流出を効果的に防ぎ、建物全体の省エネルギー化に大きく貢献します。

また、衛生管理の面でも自動ドアは重要な役割を果たします。手を使わずにドアの開閉ができる非接触センサーを使う事で、病院や食品工場など、高度な衛生管理が求められる施設では欠かせない設備となっています。接触による細菌やウイルスの伝播リスクを低減し、清潔な環境維持に役立ちます。

さらに、最新の自動ドアシステムは、高度なアクセス制御のセキュリティ機能を備えています。アクセス制御により許可された人物のみが入室できるよう設定することが可能です。例えば、ICカードやスマートフォンアプリと連携させることで、スムーズかつ安全な入退室管理を実現できます。

潜在的なデメリットと対策

自動ドアにはいくつかの課題も存在します。まず、導入コストです。手動ドアと比較すると、初期投資額が高くなる傾向があります。また、定期的なメンテナンスが必要となるため、ランニングコストも考慮しなければなりません。

しかし、これらのデメリットに対しては、効果的な対策を取ることができます。例えば、長期的な視点でのコスト分析を行うことで、省エネ効果や維持管理の簡素化による経費削減効果を明確化し、投資の妥当性を示すことができます。また、計画的なメンテナンスプログラムを導入することで、突発的な故障を防ぎ、コストの最適化を図ることも可能です。

ユニバーサルデザイン

自動ドアの効果的な設置場所

ユニバーサルデザインの理念を実現する上で、自動ドアの適切な設置と種類の選択は非常に重要です。様々な利用者のニーズに応えつつ、施設の特性を活かす自動ドアの選び方について詳しく見ていきましょう。

エントランス用ドア

エントランスドアは、多くの人が最初に接する場所であり、施設の印象を左右する重要な要素です。ショッピングモールや病院の正面玄関などに設置される大型で耐久性の高いタイプが適しています。エントランスドアに自動ドアを設置することにより、車椅子利用者や荷物を持った人など、様々な状況の人々がスムーズに入館できます。

建物内部用の自動ドア

建物内部用の自動ドアは、オフィスの会議室や病院の診察室など、頻繁に人の出入りがある場所に適しています。比較的小型で、静音性が求められるこれらの場所では、利用者の快適性と業務の効率性を両立させることができます。

建物外部用の自動ドア

建物外部用の自動ドアは、ホテルのテラス出入口や商業施設の非常口など、内外の環境が大きく異なる場所に使用されます。耐候性が高く、防犯機能を備えているのが特徴で、安全性と利便性を同時に確保できます。

バリアフリー専用自動ドア

バリアフリー専用自動ドアは、多目的トイレの入口や福祉施設の各所に設置され、車椅子利用者や高齢者に特化した設計となっています。これらのドアは、身体的な制約のある人々の自立と尊厳を支える重要な役割を果たします。

ユニバーサルデザイン自動ドアの効果的な設置は、施設全体の利便性と包括性を大きく向上させる重要な要素です。エントランスでは施設の第一印象を決定づけ、建物内部では業務効率と快適性を高めます。外部用ドアは安全性と耐候性を両立し、バリアフリー専用ドアは多様な利用者の自立を支援します。

ユニバーサルデザイン

建物別 開き戸自動ドア導入事例

開き戸自動ドアは、その 多用途性と効率性から、様々な建物で幅広く採用されています。ここでは、異なる業種での具体的な導入事例を紹介し、それぞれの環境でどのような効果をもたらすか見ていきましょう。

商業施設

某大型複合施設では、メインエントランスに大型の開き戸自動ドアを設置することで、来店客の入退店をスムーズにし、特に混雑時の人の流れを大幅に改善。また、バリアフリー環境により、顧客満足度が向上し、来店頻度の増加にもつながります。また、エネルギー効率の向上により、施設の運営コスト削減にも効果的です。

オフィスビル

オフィスビルでは、テナント企業のオフィス入口に開き戸自動ドアを採用しました。開き戸自動ドアの導入により、社員や来客の出入りがスムーズになっただけでなく、セキュリティカードと連動させることで、高度なアクセス管理も実現します。

医療機関

関西の病院では、診察室や手術室の入口に開き戸自動ドアを設置し、医療スタッフが両手で機器や資料を持ったまま自由に出入りできるようになり、業務効率が大幅に向上しました。また両開きの自動ドアなので、患者さんのベッドの移動も可能です。人感センサーで自動開閉が可能なため、感染リスクの低減にも効果を発揮し、院内感染の防止に役立ちました。

教育機関

某大学の事例では、開き戸自動ドアが教育環境のアクセシビリティを大きく向上させた好例です。この大学では、自習室の入口に最新の開き戸自動ドアシステムを導入しました。
この新しいシステムにより、車椅子を利用する学生も、健常者の学生も、同じように簡単に自習室を利用できるようになりました。特筆すべきは、内側に設置された非接触センサーです。非接触センサーにより、車椅子から座ったままでも、両手に荷物を抱えていても、ドアに触れることなく退出できるようになりました。

中央大学法科大学院での自動ドア導入事例

納入事例:中央大学法科大学院

ホテル

都内某ホテルでは、客室の出入口に開き戸自動ドアを採用しました。導入により宿泊客が荷物を持ったままでもスムーズに出入りできるようになり、特に高齢の顧客や車椅子利用者から高い評価を得ています。また、気密性の高さにより室温管理が容易になり、エネルギー効率の向上にも貢献しています。

マンション

高層マンションのエントランスや共用部分に開き戸自動ドアを導入することで、居住者の利便性が大幅に向上しました。宅配便の受け取りや荷物の搬入出がスムーズになり、自転車での楽に出入りでき、高齢者や子育て世帯からの好評の声があります。また、アクセス制御によりセキュリティ面でも安心です。

これらの導入事例から、開き戸自動ドアが単なる出入り口の自動化ではなく、施設全体の機能性、快適性、安全性、そして効率性を高める重要な要素となっていることがわかります。特に最新の技術を採用した製品では、非接触操作やセンサー技術の進化により、より高度な利便性と安全性が実現可能です。

中央大学法科大学院での自動ドア導入事例

アシスト・スイング®が実現する
次世代の開き戸自動ドア

アシスト・スイング®は、当社の革新的な開き戸自動ドアシステムで、従来の自動ドアの概念を一新する次世代の技術を搭載しています。

アシスト・スイング®の特徴と従来製品との違い

特筆すべき特徴として、ドアに触れることなく非接触で開閉できる「ノータッチ」機能があります。これは、高精度の非接触センサー、専用のスマートフォンアプリ、リモコンなど、複数の操作方法を組み合わせることで実現できます。例えば、ドアに近づくだけで自動的に開くセンサー機能や、スマートフォンアプリを使う事で開閉できる機能が搭載されています。

安全性においても、アシスト・スイングは大きな進歩を遂げています。最新の安全センサー「Flat Scan」を採用し、ドアの開閉時の事故リスクを最小限に抑えていますこのセンサーは、ドアの動きに合わせて常に周囲を監視し、人や物体を検知すると即座にドアの動きを停止または反転させます。

耐久性も特筆すべき点です。アシスト・スイング®H.D.(ヘビーデューティモデル)は、1日1000回の開閉に20年以上耐える設計となっています。これは、高頻度の使用が予想される商業施設や公共施設にとって、長期的な運用コストの削減につながる重要なポイントです。

アシスト・スイング® Slim-SW300は多様なドアサイズに対応可能で、最大400kgの重量のドアまで取り付けられ、大型の入り口や特殊な設計の建物にも柔軟に対応できます。

アシスト・スイング®は、その革新的な技術と多様な機能により、次世代の開き戸自動ドアのスタンダードとなる可能性を秘めており、施設のニーズに合わせて最適なモデルを選択することで、利用者の満足度向上と施設の価値向上を同時に実現できる製品です。

開き戸自動ドアがもたらすユニバーサルデザインの未来

ユニバーサルデザインの自動ドア、特に開き戸タイプは、施設の価値を大きく高める重要な設備投資です。導入により、あらゆる利用者の快適性が向上し、施設の魅力アップにつながります。同時に、省エネルギー効果や衛生管理の向上、セキュリティ強化など、施設管理者にとっても多くのメリットをもたらします。

当社の「アシスト・スイング®」の最新技術を搭載した製品は、非接触センサーや高度な安全機能、優れた耐久性など、従来の自動ドアの概念を一新する特徴を持っています。導入により利用者の満足度向上と施設の価値向上を同時に実現することが可能です。

自動ドアの導入は、すべての人々により快適で効率的な空間を創造するための重要なステップです。皆様の施設に最適な自動ドアシステムを導入し、新たな可能性を切り開くきっかけとしていただければ幸いです。ユニバーサルデザインの理念を体現する自動ドアが、より包括的で持続可能な社会の実現に貢献することを確信しています。

アシスト・スイング® は、耐久性、安全性、利便性に優れた自動ドアシステムです。オフィスやホテル、病院などあらゆる場所で、スムーズな人の往来を実現します。お問い合わせは、弊社ウェブサイトの「お問い合わせフォーム」にて承っております。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。